INFO:
 この技法は染付を施す際に、輪郭線の中を塗っていく技法で、部分的に塗る場合と動画の様に幅広く全面的に塗っていく「総濃み」などがあります。 総濃みは大変難しく、濃筆という太い筆に呉須をふくませ、流さないように生地の表面に溜めて擦らない様に引っ張っていきます。溜めすぎて濃すぎると焼いた時に呉須が焦げてしまいます。 最近ではシンプルな柄が多く、綺麗に濃める人も少なくなってきたと聞きます。流行りに流されず、こういった技術もしっかり守っていかないといけませんね。 | 彩雲窯 saiun-kiln